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BON's diary

「何考えてんだ、お前はっ!」 「い、いろんなこと」

よこみち【真読】№99「つじつまの合わない話」

仏教の、それも現場で行われている仏事習俗を仏教の教説でどう説明しているかということをちょっと勉強した人であればよくおわかりのことと思うが、つじつまの合わないことなんてゴマンとある。そのちょっとも勉強していない人の中には、そんなつじつまの合…

【真読】 №99「死後三日の斎」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号43 問う、死後三日に僧を請し斎を設くること、世俗、「しあげの法事」と云う。これ三日に限る謂われありや。 答えて曰く、『要覧』に「見王斎」と称(なづ)けて死後三日に勉むる事迹これあ…

よこみち【真読】№98「骨まで愛して」

聞いた話である。秋田出身の人間がO府にて亡くなった。同地のとある火葬場に会葬した秋田の親戚が驚いたという。骨上げまでのだんどりはおおむね一緒だが、お骨を入れる容器がかなり小さい。秋田の一般的なサイズのほぼ三分の一という。大きめのリンゴがちょ…

【真読】 №98「灰寄せ」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

骨あげのことですね、あっ! すいません画像間違えました。 こっちでした。 テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号43 火葬には灰寄せあるべし。古より伝う、これ世尊の荼毘の遺意なり。涅槃し雙林には七日にして薪尽きるが故に、…

よこみち【真読】№97「弔問のお作法」

本編にて「行て弔う法、ならびに弔いを受ける法、『行事鈔』に見えたり」とあった。この『行事鈔』とは『四分律行事鈔』と言い、中国僧・道宣(596-667)の手によるもの。『四分律』とは上座部に伝えられた戒律書で、中国・日本に大きな影響を与えたと言われ…

【真読】 №97「行(ゆ)いて弔(とむら)う」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

釈氏の喪に奔(はし)る(弔を云う)は、大迦葉を始めとす。仏、入涅槃し已(おわっ)て七日、迦葉、徒を領して双林に至る。仏、金棺より双足を出してこれに示す。○行て弔う法、ならびに弔いを受ける法、『行事鈔』に見えたり。

よこみち【真読】№96「騒々しい葬列」

門火と聞くと家の戸口で焚く迎え火、送り火のことをつい連想する。30年ほど前、川崎市内のお寺でお盆の棚経手伝いでお檀家さんに伺うと、玄関先に金物の菓子箱の中に小さな木ぎれを入れて火を焚いていたのを憶えている。本編もそれのことかと思って読み始め…

【真読】 №96「門火(かどび)」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号43 これもまた漢土の風俗なり。 『顔氏家訓』に曰く、「喪、出づるの日、門前に火を燃(た)く」と。○『周礼』に曰く、「喪に門燎(かどび)を設く」。○喪、出る時、門火を燃(た)くこと、…

よこみち【真読】№95「人生は・・終わっても旅」

もとは夜暗くなってから墓穴に入れてやる冥銭であったものが、いつの頃から「六道」の名を与えられたのだろう。 ふつうに考えれば、死後、次生の可能性として想定される、天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六道にかかわりあろうと思うが、本編ではそれに…

【真読】 №95「六道銭」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

これもと漢土の俗法に習うものなり。漢には昏寓銭(こんぐうせん)と名づく。亡者の路用に備うるこころにて吾が俗、六道銭と云う。○『事物紀原』に曰く、「漢、葬る者に昏寓銭あり。昏晩に銭を壙中(つかあな)に埋め、死者の用になす」。

よこみち【真読】№94「マントラコーティング」

『真俗仏事編』の編者・子登は真言系の宗教者だと推定している。それを思えば、本編№94で経衣に書く経文を、「今日びは法華経や阿弥陀経なんかの経文を書いているふうもあるようだが、本来はきちっと真言陀羅尼でなきゃあかん」と言っていることも由あること…

【真読】 №94「経衣(きょうかたびら)」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号41 問う、あるひとの曰く、「亡者に経衣(きょうかたびら)を着せるはかえって亡者に咎(とが)を与えるなり。その故は経巻を焼く罪、並びに不浄に触れる失(とが)、経律に見たり。ゆえに…

ひよっこファーマー,2016 その2 秋じたく

8月のお盆を過ぎて畑も秋仕様に変えてゆく。 ジャガイモの畝三本の後に、二本分を合わせ80センチ畝にしてキャベツ苗10本とレタス苗2種各3本(計6本)を混植。残り1本は60センチ畝にして側溝し立てに作りブロッコリー10本を植える。 どちらにも防虫ネット。二…

ひよっこファーマー,2016 その1

昨年足を故障して「もう畑はやらない」と言った母の言葉を受けて「じゃちょっとだけやってみようか」と少しの野菜を植えた。で、はまる。今春、昨年は3分の1程度しか使っていなかった敷地(借り物)を鍬ですべて耕し14本の畝を立てる(後に2本追加)。…

よこみち【真読】№93「お水が好き?」

え~、まいどばかばかしいところをお一つ。 しかし仏様ってのはよっぽどお水がお好きなんですねえ。 どうしたい熊さんのおかみさん。仏様がお水をお好きってのは。 ご隠居さん、だってその通りでしょ。毎朝ご仏壇にコップで一杯。お膳を上げるに時も小さなお…

【真読】 №93「亡者に水を供す」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号41 問う、亡者には先ず水を供養するは如何。 答えて曰く、冥道の衆生は心地乾くものなり。ゆえに水を供養するを要とす。今、亡霊心地かはくといえども、法水をもって湿(うるお)すゆえに菩…

よこみち【真読】№92 「くやしい思ひ出」

今から二十五年前のことになる。 ある女性の檀信徒がお寺へやって来た。一ヶ月ほど前にご主人の葬儀を終えたばかり。年頃は40代の前半。浮かない表情をしていた。いわく、「じつは先月の葬式の後、ずっと体の調子悪いんです。そして家族の中でもあまりよくな…

【真読】 №92「血脈を棺に入るること」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号41 問う、僧は印信を棺に入れ、俗は血脈などを棺に納む。これ焚焼経巻の咎(とが)ならずや。 答えて曰く、罪は悪心より生ず。今、印信を帯し、血脈を持するは、滅罪生善のためなれば過(と…

よこみち【真読】№91「Our Favorite Things」

〈生者によるイメージの投影〉 まだまだその正体定かならぬものではあるけど、多分にこうした性格を負っている〈霊〉たちには、生者さながらのモード(流行)というものがあるようだ。 近頃は正木晃が文章にしているけど、次に挙げるような言い方はじつはわ…

【真読】 №91「角(すみ)帽子」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号41 亡者の角帽子を問う。 答えて曰く、これ『増輝記』に載せる所、頭巾の類なるべし。あるいは布帽(ふぼう)と云う。吾が俗、もとより簡略にしたがい縫うものか。あるいは宝冠に象(かたど…

よこみち【真読】№90「臨死小景」

このたびの本編№90「葬送の幡」についての記述、不思議な思いを抱いて読んだ。この手の項目であれば他の類書であれば、幡に書す文言(「諸行無常・諸法無我・生滅々已・寂滅為楽」など)の説明を充てるのが常套手段なのだが、『真俗仏事編』の記述は、すこぶ…

【真読】 №90「葬送の幡」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

問う、「葬送の時、必ず白紙の幡あるいは素絹(しろきぬ)の幡を用うるは何の故ぞ」。 答えて曰く、「蓋(がい)を捧げ幡を擎(ささ)ぐ。先ずは荘厳の具と見えたり。もし得益を尋ねば、『釈氏要覧』に云く、“七七の斎日には、僧を招いて白紙の幡を剪(き)…

よこみち【真読】№89「慎終追遠」

『論語』に「慎終追遠」という言葉がある。 孔子の弟子の一人、曽子の言葉として出てくる。 「終わりを慎み、遠きを追えば、民の徳、厚きに帰す」。 新釈漢文大系版から吉田賢抗の訳と註を引いてみる。 上に立つ人が、人生の終わりである死をおろそかにせず…

【真読】№89「父母の棺を舁(か)く」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

今の俗、父母の棺を荷う、これ仏勅なり。『浄飯王般泥洹経(じょうぼんおうはつないおんきょう)』に曰く、「浄飯王、命終したまう時、七宝の棺を作る。その時、阿難、羅睺羅(らごら)と棺の後に立ち、仏と難陀(なんだ)と前に在り。仏、言わく“もし当来の…

よこみち【真読】№88「お葬式に僧侶は必要か?」

昨今よく話題になるところだ。識者の皆さんもさまざまにお考えのあるところだろう。ひとまず私の考えを読んでいただいた後で、どんどん突っ込んでいただければありがたい。 まずは一つ前の本編№87「葬法」とその「よこみち」を覧ていただければおわかりのよ…

【真読】№88「僧を請して引導す」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号40 『毗那耶律(びなやりつ)』に云く、「送葬の苾蒭、よくする者をして無常経並びに伽陀を誦せしめ、それがために呪願せしむべし」。 ○『浄飯王般泥洹経(じょうぼんおうはつないおんきょ…

よこみち【真読】№87「どうしよう、死んじゃった・・・」

別に殺人事件の話ではない。問題なのは遺体処理なのである。 本編№87で四種の葬儀法を挙げているが、ここで問題になっているのは死後の魂をどうしようとか、成仏あるいは成神(こんな表現があればだが)の儀礼的手続きはいかにすべきだとかの問題ではない。…

【真読】№87「葬法」 巻四〈送終部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号40 天竺に四種の葬法あり。 一には、水葬。謂く、江河に投げて魚鱉(ぎょべつ)を飼(か)う。 二には、火葬。謂く、薪を積てこれを焚く。これを荼毗(だび)とも、闍維(じゃい)とも云う…

【真読】ちょっといっぷく(四)『真俗仏事編』と曹洞宗の年忌葬祭説

さて本編№86で『真俗仏事編』巻三「祭霊部」が終わった。次回からは巻四「送終部」が始まるが、これまでにならって一巻の区切り、その幕間に「ちょっといっぷく」しよう。ここでは本文の内容から離れて『真俗仏事編』をいろんな方向から見ようと試みてきた。…

よこみち【真読】№86「ロクブさま来た!」

「昔はこのあたりもよくロクブさま来たもんだ」。 親の世代の話である。このあたりとは当地、秋田県北部。このロクブさまが、廻国六十六部納経の巡礼者のことと知ったのはずっと後になってからである。私自身は実際に見たことや出会ったことはない。子どもの…

【真読】№86「廻国納経」 巻三〈苦行部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号39 六十六部の納経の人、今の世はなはだ盛んなり。これ北条時政前生納経の事より起これり。 ○『太平記』第五に曰く、「昔、鎌倉草創の始め、北條の四郎時政、榎嶋(江ノ島)に参籠して、子…

よこみち【真読】№85「山の力」

今ではこういうステレオタイプな見方はもう古いのかもしれないけど・・ 成立宗教と自然宗教、みたいな対比が話題になることがある。前者は哲学的だったり論理的だったり、後者はアニミスティックだったりと。こんなふうに両者を対照的に捉える考え方ってけっ…

【真読】 №85「行者の山籠もり」 巻三〈苦行部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号39 真言行者、好んで山に籠もるものを、人皆な身心を懲らすの備えと思えども、必ずしも然らず。およそ真言行者は、先ず作檀(壇カ)の地を択ぶべし。良地なれば法成就す。秘軌の中に『択地…

よこみち【真読】№84「身を焦がす想い」

前に焼身を話題にした折、かつて当地(秋田県北部)であった焼身供養の記録をいつかご紹介すると約束したが、 http://ryusen301.hatenablog.com/entry/2016/02/28/210106 今回はそれを果たそうと思う。 画像に挙げた資料がそれだ。 これは秋田県北秋田市内の…

【真読】 №84「捨身」 巻三〈苦行部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号39 問う、「今の世にも身を水火の中に投げる者あり。これ外道の法ならずや」 答えて曰く、「これに取捨あり。必ず捨身の正邪を知るべし。かの婆羅門の提謂女(だいいにょ)に教えければ外道…

よこみち【真読】№83「スプラッタスプラッタ」

いやはや、この度の本編 №83に登場する愛法梵志のエピソード。すさまじいですね。 あるバラモンにこう命じられた。 「お前の皮を剥いで紙とし、流れ出た血を墨とし、骨を筆として、これから俺の言う聖なる教えの偈文を記すなら、その偈を教えてやろう」 で、…

【真読】 №83「経を血書す」巻〈苦行部〉(『和漢真俗仏事編』読書会)

webテキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号38 『智度論』十六に云く、「愛法梵志(あいほうぼんじ)、十二年閻浮提(えんぶだい)を遍歴して、聖法を知らんことを求むれども得ず。この時、世に仏法無かりし時なり。 しかるにひと…

よこみち【真読】№82「木の実が好み」

「木食」とは言うのは、べつに木の枝や幹をむしゃむしゃ喰うのではないらしい。 木の実、クリや椎のみクコの実など。いわゆる動物性タンパク質を避けて、しかも「喰うために作ったもの」(稲作・畑作の生産物)ではなく、自然に自生の物で、自分のいのちをつ…

ある記念の日に

もう十数年、いやもしかすると二十年以上お会いしていない先生がいる。 ある大学の今では名誉教授。今年八十三歳になる。かつてある研究会でお世話になった。でもほんの数年のこと。 賀状のやりとりくらいしかなかったこのところだけど、数日前にお手紙をい…

【真読】 №82「木食」巻〈苦行部〉(『和漢真俗仏事編』読書会)

※画像拝借、ごめんなさい。 webテキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号38 今の世、五穀を絶つ者を木食(もくじき)と云う。しかるに木食の文字は経軌の中にいまだこれ考えず。 『宋高僧伝』第八「釈智封」の伝(巨方伝に附す)に…

よこみち【真読】№81 「らふ画」?

「裸婦画拝見しました。これでけっこうですので、このままお願いします」 一昨年、お世話になっている編集者にこんなメールを送ってしまった。 もう10年を越えるくらいになるが、毎月一度、子供向けの短い文章をある雑誌に連載している。それにはいつも挿絵…

【真読】 №81「富士垢離」巻〈苦行部〉(『和漢真俗仏事編』読書会)

webテキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号38 問う、「今時、垢離と名づけて川に入り、水浴して、仏を拝し、清浄なりとす。伝え聞く、天竺の外道、恒河を福河と称して河に入り居るを戒禁取といえり。しからば今の垢離も無益なるか…

よこみち【真読】№80「 “ 人間だもの ” じゃ、だめですか?」

釈迦の今際の言葉として伝えられる一節。「私が今入滅を迎えるということは、悪しき病から解放されるようなものである。この(世に生を受け続ける)ことは、まさに捨てるべき罪悪のものである。仮に名づけて〔身体〕とされたものである。生・老・病・死の(…

【真読】 №80「断食」巻三〈苦行部〉(『和漢真俗仏事編』読書会)

webテキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号37 問う、「断食は自餓外道の行なりと謗ずる輩あり。また『仏本行経』に、“仏、これを戒めて曰く、もし断食によってまさに大福を得べからんは、その野獣等、まさに大福を得べし、と説き…

よこみち【真読】№79「手が燃えたら熱いでしょう?」

そのとき、宿王華菩薩は、釈尊に問うた。 「世尊よ、薬王菩薩はどうして娑婆世界に留まっておられるのですか。娑婆世界では、幾千万億という難行苦行が絶えないでしょう。 世尊よ、どうかその理由を説明してください。それを聞けば、ここに集まった天のもの…

森の恵み メープルサップ

以前紹介したメープルサップ。 https://www.facebook.com/photo.php?fbid=612097622261613&set=pcb.1734775393422360&type=3&theater 地元の里山にあるイタヤカエデの100%樹液。清澄な甘さのいかにも森の恵みという味わい。これを作って(採取して?)いる…

復活三年目の「葛黒火まつりかまくら」

その時、ご神木が不自然なしなり方をした。 数日続いた雨と暖気のせいで融けた雪が膝までぬかるむかまくら会場。 やっとのことで稲ワラ・竹の葉・豆ガラを巻き付けロープを結わえ、待ちかねた子どもたちや来場者たちが引き始めて15分ほど過ぎた頃だった。 本…

ひと区切り

思いついたのは昨年の涅槃会。 毎日一つ、なにかノルマを課そう。そう思った。 蘇軾の詩を写す。一日に一篇もしくは数篇。 裏面が白紙で残っている使用済みの用紙。罫線を印刷して台紙を支度した。 初めは毛筆、そのうちに筆ペンが便利と気づきこれに換える…

【真読】 №79「腕香ならびに手燈」 巻三〈苦行部〉(『和漢真俗仏事編』読書会)

webテキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号37 問う、「腕香を焼(た)く、手燈を燃やすは、正法に出たるか」。 答う、「『梵網経』(貪財惜宝戒)に云く、“後に新学の菩薩の百里千里より来て、大乗の経律を求むることを見ては、ま…

よこみち【真読】№78「ストイックな欲張り」

「何をたるんでいるんだ。バケツ持って廊下で立ってろ!」 こんな言葉も、イマドキであれば言われた生徒の方が喜んで教室から出て行って、そのままどこかへ遊びに行っちまうかも知れない。それはともかく、昔であれば、悪さした生徒が先生から与えられるペナ…