【真読】 №29「刺(はり)ある樹の華」 巻二〈供養部〉(『和漢真俗仏事編』読書会)
webテキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号22
因みに問う、「刺(はり)ある樹の花は調伏の所用にして、諸尊の供養物とせず、と聞けり。本拠ありやいなや」。
答えていわく、「『蘇悉地羯羅経』一にいわく、“諸華を用いる中に、ただ臭華と、刺樹に生ずる華と、苦辛味の華とを除く。供養するに堪えず”」。
webテキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号22
因みに問う、「刺(はり)ある樹の花は調伏の所用にして、諸尊の供養物とせず、と聞けり。本拠ありやいなや」。
答えていわく、「『蘇悉地羯羅経』一にいわく、“諸華を用いる中に、ただ臭華と、刺樹に生ずる華と、苦辛味の華とを除く。供養するに堪えず”」。