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BON's diary

「何考えてんだ、お前はっ!」 「い、いろんなこと」

【真読】 №62「祥月」 巻三〈祭礼部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

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テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号32

 毎年の忌日を祥月と云うはいかん。
 答えて曰く、「『礼記』に拠るに、親亡くして十三月の祭りを小祥と云う(一周忌なり)。二十五月の祭りを大祥と云う(三年忌なり)。すでに一周年・三年の月忌を祥と云うに因って、これより以後毎年の忌日もこれにならいて祥月と称(なづ)く。これ吾が俗の云い習わせなり(祥とはさいわいと訓ず。凶服を去って吉服に従う義なり)。一説に正月と書けり。この意は忌日は毎月あれども、今は正当月と云う義なり(この説不可なり)」。
 ○問う、「儒礼の大小祥の祥の字を本拠あるか」。
 答えて曰く、「『釈門正統』に曰く、百日と大小祥との類の如きは、皆な儒礼に託して、因みに出世の法を修するのみ、と云うに拠る。全く私解にあらず」。