読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

BON's diary

「何考えてんだ、お前はっ!」 「い、いろんなこと」

【真読】 №64「忌日に僧を請して斎を設く」 巻三〈祭礼部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

f:id:ryusen301:20151228132833p:plain

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号33

 『梵網経』に曰わく、「父母、兄弟、和上、阿闍梨、亡滅の日(息日なり)、および三七日ないし七七日、またまさに大乗の経律を読誦し、講説し、斎会して福を求むべし」と説きたまえり。また『大仏頂経』に曰わく、「波斯匿(はしのく)王、父の王のために、忌日には仏および僧を請して、斎を設けて供養す。王、自から迎えて請益して、食(じき)行(ひ)き施す云々」。
 ○『仏説比喩経』に云く、「仏と阿難と河の辺(ほとり)に到りたまうに、五百の餓鬼、歌いつれて行くを見る。またそのあとより数百人つれて泣いて行くを見る。阿難、怪しんで仏に問う。仏の言(のたま)わく、“かの五百の餓鬼の家の児子(こども)親族、各々親のために福を作(な)す。これに依って今日、餓鬼趣を脱す。ここをもって喜びて歌い舞うなり。また数百人の人は、その家の児子(こども)、かつて殺生を好んで追福を作さず。これによって猛火、身に逼(せま)って熱す。ここをもって哭き泣くなり”とのたまう」(已上)。
 ○私に云く、孝子たるもの、これを聞いて慎むべきに非ずや。