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BON's diary

「何考えてんだ、お前はっ!」 「い、いろんなこと」

ベジタブル

夢を見た。

いつかもこれと似たような夢を見た。

からだの中から野菜が出てくる。

何かの講習会場だった。

生涯学習とか、地域活動の学習会だったように思う。

会場は公民館とか交流センターのような一室。

となりには一緒に参加した同じ地域活動をしている仲間。

自分の右手首の甲の側に裂け目がある。

その裂け目からのぞくのは血や肉ではなくて細めに切ったネギの束。

手でつまんで引っ張るとずるずる出てくる。

からだの中の物が引き出されてゆく感触はあるが、痛みはない。

気持ち悪い。

数本という少ない数ではなく、あとからずるずると続く。

左手からも出てくる。

そのうち、お好み焼きのタネのような状態になった物が出てきて

いつのまにか足元にはバケツに入るくらいの分量になっている。

このままでは腕が空っぽになるのではないか、骨が露わになるのではないかと心配になる。

焦燥と云うほどの切迫した感じには至らないが、これはまずいという気持ちになる。

病院へ行こう。

外科か? 内科か? たぶん外科だろう。

この足元にたまった物も一緒に持って行ったらいいだろうか。

生ゴミと思われやしないか。

そう思っているうちに目が覚める。

今し方見ていたのが夢で、今からが現実という、

その間の空いたつながりは把握できている。

たぶん夢の中でこれは夢なのだと認めていたからだろう。