【真読】 №74「施主自ら食を行(ひ)く」 巻三〈祭礼部〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)
テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号37
在家、もし僧を請して食を施さば、自ら給仕すべし。これ礼式なり。
『行事鈔』に曰く、「『増一阿含』には、“諸王、供を設くるに自手(てずか)ら食を行(ひ)く、庶民、これに同じくす”と」。
○『資持記』に云く、「俗の食を自ら行くは、西土の常の儀なり。この方には、梁の武帝、自ら行きたまえり。自余の凡庶は言うに及ばず」。