【真読】 №76「食するときは踞坐す」 巻三〈祭礼部〉(『和漢真俗仏事編』読書会)
問う、「僧の食する時、踞坐(ろくにおるを云う)するは法なるか」。
答えて曰く、「『事抄』に云く、“『三千威儀』に云く、〔浄衣踞坐して食する所以は、仏、始めて成道して、乳の糜(かゆ)を受けたまう〕。諸仏の法を観るに、みな浄衣を着し、踞坐して食す。もし出家の弟子にあれば、まさにかくの如くの法なるべし”」。
問う、「僧の食する時、踞坐(ろくにおるを云う)するは法なるか」。
答えて曰く、「『事抄』に云く、“『三千威儀』に云く、〔浄衣踞坐して食する所以は、仏、始めて成道して、乳の糜(かゆ)を受けたまう〕。諸仏の法を観るに、みな浄衣を着し、踞坐して食す。もし出家の弟子にあれば、まさにかくの如くの法なるべし”」。