BON's diary

「何考えてんだ、お前はっ!」 「い、いろんなこと」

【真読】 №136「業報は聖者も免れず」 巻六〈雑記部之余〉(『和漢真俗仏事編』web読書会)

f:id:ryusen301:20171211082107p:plain

テキスト http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/818707 コマ番号58
 
 『増一阿含』に云く、大目連、乞食に出て梵志に囲まれ、瓦石を以て骨肉を打たるる。これ往業に依てなり。
 それより還りみれば、舎利弗、風の疾いを以て先だって入滅す。三界の諸天、涙を堕すこと雨の如し。ゆえに知んぬ。業よく随逐して聖に至ても免れず(『行持鈔』)。