これに二説あり。『古今集』の歌に「残りなく 散るぞメデタキ桜花 ありて世の中 はてのうければ」新歌には、『寄子歌述懐』に「思ふこと なげぶし聲にうたうなり メデタヤ松の 下にむれいて」[西三條逍遥院内符實隆]。メデタシと読める古歌も希なりとかや…
この度の本編は「むずかしい」の語源に関わるものだったが、一読された方の中には「おや?」と思われた方も少なくないだろう。私もその一人である。 亀のことを蔵六と呼ぶのは一般に知られていて、蔵六池などという名称もあちこちに見かける。もとは仏典由来…
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