これも禅家より出たり。禅家に朝の上堂を早参と云い、暮に看経するを晩参と云い、不時に説法するを小参と云う。総じて和尚に拝謁して法を問うを参ずると云う。 今俗に彼(かしこ)に到るを参すると云い、参(まいる)と云うこれに依ってなり。参の字義はまじわる…
挨、拶、いずれも一対一で禅僧が相対した時、相手の禅機をはかるところから生まれた語。この本編の解説は、ときに一見意味の通じにくい仕草や言葉を交わすこともある禅問答を踏まえているものだ。 落語「蒟蒻問答」は、禅問答のちんぷんかんぷんさをパロディ…
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