ひよっこファーマー,2016 その1
昨年足を故障して「もう畑はやらない」と言った母の言葉を受けて「じゃちょっとだけやってみようか」と少しの野菜を植えた。で、はまる。今春、昨年は3分の1程度しか使っていなかった敷地(借り物)を鍬ですべて耕し14本の畝を立てる(後に2本追加)。ちょこまかと苗や種を買ってきては少しずつ植え、7月にはなんだか畑らしくなってきた。
手前からジャガイモ(北あかり&メークィン)3畝
オカヒジキ、オカノリ 1畝
ジャンボシシトウ(あんどん中)、空心菜(エンツァイ)、ルッコラ、ツルムラサキ 1畝
ナンバン、3尺ササゲ、ソラマメ 1畝
ナンバン、青ピーマン、オレンジピーマン、シシトウ 1畝
うまい茶豆、早生枝豆、小太郎大根 1畝
ツルアリインゲン、ツルナシインゲン 1畝
接ぎ木キュウリ、ツヤミドリ(キュウリ)、スティックセニョール、接ぎ木トマト、フルーツトマト、ミニトマト(あいこ) 2畝
長ナス、長々ナス、米ナス、サニーレタス、リーフレタス 1畝
大平サヤ(インゲン)、オクラ(丸&五角) 1畝
ズッキーニ(イエローポート&ゴールディー) 2畝
ゴーヤ、デリシャスゴーヤ、ショウガ 1畝
ジャガイモは昨年はあまり気が進まず、今年初めて。思ったより生育よし。
手前はオカヒジキ。食感よく家族にも好評。手前にパクチーをぱらぱら。
その隣がオカノリ。これは手入らずでどんどん成長するがさしてうまいものではなく飽きてしまい、同月23日に全部引っこ抜いた。
ズッキーニは好調。初めのうちウリハムシが着いたが成長するとほぼいなくなった。1メートル間隔にして12本つけた。強風のためイエロー2株の主茎が折れてしまい撤去。地に這わせる方がよいと思う。下に敷いているのは庭木の雪囲いに使ったムシロ。
イエローポート。今年はあまり大きくなりすぎないうちに収穫している。
ゴールディー。イエローポートよりも数取りできる。果肉もジューシーでソテーにすると家族にも好評。
ゴーヤ。下に植えているのはショウガ。プランターに種芋を植えたがしばらく芽が出なかった。やっと出てきたのを植え付けたが、どうも調子が悪い。本には日陰を好むとあり、ズッキーニの葉で覆いをしたがイマイチ。
大平サヤ。インゲンの中でもっとも生育よく、実も採れる。ただ後日、琢未さん(同種を専門に出荷している)の栽培畑を見たらもっとまばらだった。密植のしすぎだと思う。
オクラ。本の特集で、ふつうは1~2本立てだが、密植の方が効果的とあり、5~6本立てがもっともよいという情報をもとに、5本立てを基本とした。現在までは隣の畑の1本立てよりも生育がよい。
昨年はそれほど苦労せずに好調だったナスが今年はよくない。テントウムシダマシの被害が大きい。コンパニオンにパクチーを植えるとよいとあったのでそうしてみたがほとんど効果なし。マリーゴールドもよいとあったので後日脇に植え付けたがあまり期待できない。自然成分を使用した殺虫剤を購入してかけてみると幾分かは効いたがあまり満足できない。今後が心配。
パクチーとバジルを植えた。コンパニオンプランツとしての効果を期待したが、それよりもハーブ自体の味わいの方が役に立っている。リーフレタスとサニーレタスは隣のゆきこさんから。
アーチの中にトマトとキュウリ。トマトの方に雨よけの覆い。どちらも昨年より生育よくない。トマトには肥料も水も控えめにと言うがいまひとつあんばいわからず。
通路に敷いているのは雪囲いに使用した荒縄利用のナワムシロ。
手前はツルナシインゲンとツルアリインゲン。ツルナシが早めに実がつく。
奥はルッコラ。ゴマ風味で美味しいが、虫害ひどく、この後すべて撤去。
ナンバン、シシトウ、ピーマンはおおむねよし。ナンバン昨年はあまりよくなかったが今年は良好。
ツルムラサキを一本立てにしようと試みている。
ソラマメ。摘心することを忘れて収量少なし。サヤも不揃い。
通路に敷いているのはススキ。
これから夏の盛期を迎える。失敗多く、思い描いた通りにはなかなかいかないが、おもしろいもんだね