ひよっこファーマー,2016 その2 秋じたく
8月のお盆を過ぎて畑も秋仕様に変えてゆく。
ジャガイモの畝三本の後に、二本分を合わせ80センチ畝にしてキャベツ苗10本とレタス苗2種各3本(計6本)を混植。残り1本は60センチ畝にして側溝し立てに作りブロッコリー10本を植える。
どちらにも防虫ネット。二畝の間から外側へ開くようにした。
オカヒジキは相変わらず生育よし。脇につけたパクチーも順調で、花が咲きそろっていたが、もう少し葉を取るために花を切り落とした。右上はエンツァイ。
起ち上げているのは三尺インゲン。生育は非常によい。ただあまり美味いものではない。若干もてあまし気味。
ツルナ三本を支柱に沿わせて起ち上げてみた。脇目がたくさん出てきて、横に広がらずに扱いやすい。左側にはイタリアンパセリだがこれはしょぼい。
パクチーの花。花が終わると丸い種が出来る。これ畑のまわりに散らかしといたら来年はパクチーに囲まれないかな。
エンツァイ(空心菜)。6株植えた。太い茎は加熱しても堅い。
ソラマメの後にホウレンソウ。
シシトウ。当初好調、その後テントウムシダマシに食い荒らされて、この頃虫害もやや収まってきた。
ミニ大根のあとにズッキーニグリーンポート4本。敷いているのはイエローポートに使っていた元雪囲い用のワラムシロ。苗つけ後ややしょぼい。
枝豆。時期をずらしてもっとやってもよかったな。
秋植えキュウリ。種から4本やってみた。
ベイナス。今年はナスがダメダメ。テントウムシダマシの虫害がひどい。
オクラの密植五本立て。これがなかなかいい。場所も取らず、しかも一本立てより生育がよい。毎日十箇以上取れる。
ズッキーニを二畝やっていたが、イエローポートのところを約半分以上片付けて大根の種を蒔く。乾燥防止のためにおがくずをかけた。左側はゴールディーの畝。
大根は三日で発芽。虫に食われんなよ。
大平サヤとジャンボインゲンのネット。けっこう長期間取れるね。
イエロー。そろそろ終わり頃。
ナスのテントウムシダマシ除けと思ってパクチーとマリーゴールドをつけたけど、ほとんど防虫効果はなし。たしかにパク&マリには虫はついていないけど、ナスはほぼ壊滅状態。来期はなにか対策を考えなくては。
ズッキーニ、けっこう取れたなあ。
これはデリシャスゴーヤという種類。と言うほどのデリシャスではないけどね。
ゴーヤは畑の端っこに。これでデリシャス一本、レギュラー二本。昨年よりも一本減らした。ちなみに昨年は白ゴーヤ二本&レギュラー一本。
ゴーヤの株元にショウガ。日陰でもよいとあったのでね。でも葉っぱの生育はこんなもんだろうか。もっと旺盛でもいいような・・・
ゴーヤはお盆過ぎからが本番だな。
昨年はお盆前にキュウリが終わってしまった。今年の課題はキュウリをお盆以降もとり続けられるようにつなぐこと。そのためにつぎに三つを実施。
1)畝床に元肥たっぷりやり厚く大きく作る
2)生育の途中で葉欠きをする
3)秋用キュウリを植える
1)これは春にしっかり行なった。そのせいかどうか、8月下旬の今でも順調に取れている。
2)長岐正さんから聞いた方法。樹を休ませるのだという。葉だけでなくまだ小さくとも実もそして花もすべて取り樹(ツル)だけを裸にする。これを8月に入ってまもなく6本のキュウリのうち半分の3本に対して行った。数日間は変化が感じられなかったが、先端(上部)の方より徐々に芽が付きだし、花・葉・実がついて収穫できるようになった。収量はそれほどアップしないようだが、葉欠き以前にかなり着いていた病気の葉が一掃されてよい結果になっていると思う。
3)種からポットで育て、畝に4本移植した。8月24日現在ツルは伸びてきたがまだ花は咲かない。9月10月にどれくらい取れるだろうか。
トマトはミニトマトは好調だが、大玉はあまりよくない。隣の畑では雨よけシートをせずにやっているが大玉はよくなっているようだ。トマトには水分・肥料分とも控えめにと考えていたが、果たしてどうか。
こちらは寺山下の畑。しばらく使っていないところだからだろうか。土が合わないのかどうか、こちらは生育がイマイチ。ズッキーニも少し取っただけでダメになった。ストライプは実もならずに終わった。
写真は手前の黒マルチがズッキーニを抜いたあと。白の不織布は大葉ニラの種を蒔いた後。その向こうが枝豆を取ったあと。
カボチャとコリンキーがその向こうに見えて、支柱はみたくなしというインゲンのツル。昨年、お寺の方の畑で行ったカボチャはよく実がついたが、こちらは不作。ツルの箭枝などは昨年よりきちんと行ったのだが、土壌のせいだろうか。あるいは受粉をあまりていねいにしなかったのでそのせいか。
ニンジンをここに植えた。右側の生育のよいのが黄色ニンジン。中程から左が赤ニンジン。